【新世界乾杯通り】昭和の佇まいが今も残る富士吉田のレトロな街並み

新世界乾杯通り

月江寺エリアは懐かしくも不思議な世界。

「新世界」・・・。何ともカッコいいこの名前を耳にする経験が大人、子供関係なしに一度はあるのではないでしょうか。時に大阪の新世界、時に漫画の中の新世界。このキャッチ―な名前は私たちの生活の様々な場面で顔を出します。

私が今回ご紹介したいのはなんと山梨県富士吉田市産の「新世界」。富士山に登ってそのまま昇天して新世界へ…なんて想像してしまったあなた。ちょっと待ってください。早まらないで。もっと身近に「新世界」を体験できる場所があるんです。富士吉田の下町に。

月江寺大門商店街

今回ご紹介する”新世界への入り口”は、富士吉田の月江寺エリアにあります。富士吉田のランドマーク金鳥居のある富士みち(本町通り)を下っていき、左手にグリーンのゲート「月江寺大門商店街」へ入ります。

月江寺大門商店街 月江寺大門商店街

道路の両脇には昔ながらの建物やお店が並んでおり、当時の「時間」や「空気」を今もなお抱えているように感じます。昭和30年代、月江寺駅が近いこのエリアは織物産業が盛んでした。県内外から集まってきた業者たちが商いの後で娯楽を楽しみ、宿をとった歓楽街として町は栄えていました。

この通りを進み、左に曲がると今回の目的地が見えてきます。

新世界乾杯通り

私は富士吉田の「新世界」をご紹介するとお伝えしましたが、漫画の中の「新世界」というよりも大阪の新世界に近いかもしれません。お待たせしました。今回ご紹介するのはその名も、「新世界乾杯通り」です。

新世界乾杯通りとは…。

この看板によると、ここから20mほど進めば新世界乾杯通りに着くっぽい。看板の両端をよく見てみると、新世界乾杯通りには6店舗のお店が入っているようです。「comingsoon」の文字もあるのでいずれ新しいお店が入るのでしょうか。街並みがレトロな雰囲気なので、このポップな看板は意外でした。

月江寺商店街界隈は、人気タレントの内村光良さん監督映画「ピーナッツ」をはじめ、「時をかける少女」や「ALWAYS 3丁目の夕日’64」など、ドラマや映画のロケ地として利用されてきました。

2016年2月に新世界通りの空き店舗を利用し、「新世界乾杯通り」としてリニューアルオープンしました。

新世界乾杯通り

さて、満を持して中へ進みます。一応正面入り口のはずですが、地面にはいろんなものが置いてあって整備されていない印象。ただ、看板から先へ一歩足を踏み入れた途端、数十年の時を超えて古き良き昔の街並みへタイムスリップしたかのような不思議な感覚になります。

新世界乾杯通り

意外にもインスタ映えしそうな場所が多いのが特徴の新世界乾杯通り。上の写真は建物と建物の間の路地裏通り。私は個人的にこの狭い路地の雰囲気や奥行きが好きなので、趣味が合う人にはかなりオススメかと。かなり萌えます。

新世界乾杯通り

いやぁ、これには驚きました。今では珍しい三階建ての木造家屋です。今も人が住んでいるようでした。

新世界乾杯通り

三階建ての木造家屋から少し奥へ進むと、嫌でも目に入る「愛人」の文字。私の偏見でしょうが、一昔前の歓楽街に行くとこの文字は必ずある気がする。

新世界乾杯通り カズマサ

通りにはこういったこじんまりとしたお店が所狭しと並んでいます。この「カズマサ」というお店は、「じゃらん富士吉田」にも取り上げられており昔の建物をリノベーションした造りになっています。外観のモザイクタイルが昔の建物ならではですね。

新世界乾杯通り

「おっ、雰囲気の良いラーメン屋があるじゃないか」。小腹をすかせた私は中を覗いてみることに。しかし、残念ながらお店はお休みでした。というか、暖簾で隠してあるかのように扉の横の窓が割れている…。休みではなくて潰れてしまったのかな。

新世界乾杯通り

これが新世界乾杯通りのメイン通り。昼は人っ子一人もいない状況で、ここの現状を知ろうにも成すすべがなかった…。でも、夜営業するのであれば仕込みとかやることはあるはずなのに。

新世界乾杯通り

今年のビアガーデンがやっていたと思われる場所です。ここだけ新しい造りになっていました。もともと空き地か何かだったのでしょうか。

新世界乾杯通り

ビアガーデンの張り紙を発見!と思いきや1か月前で終わっていました。しかも日数が少ない…。

新世界乾杯通り 新世界乾杯通り 新世界乾杯通り 新世界乾杯通り

お店の人はどこにもいませんでしたが、観光客は何組か来ていました。今はお店としての役割ではなく、建物を取り壊したりせずに昔の景観を残すということでしょうか。どれくらいのお店が営業しているのかとっても気になったので、夜の新世界乾杯通りに行ってみることにしました。

新世界乾杯通りの夜ver.は想像以上に色々とヤバかった!

新世界乾杯通り

6時間ぶりに帰ってきました、ただいま新世界乾杯通り。

分かり切っていたことですが、昼間と雰囲気が全然違うwww

新世界乾杯通り

何故にあんな場所にあんな色の電灯を設置してしまったのか。昼間に私のお気に入りとか言っていたインスタ映えスポットがコチラ。

新世界乾杯通り

なんなら放送NGが出てしまいそうな一枚。写真を撮ったら速足で先に進みました。

新世界乾杯通り

メイン通りに到着です。明かりはついているものの、ほとんどの店が営業していません。これは一体…。

新世界乾杯通り

この通りでは、夏にビアガーデンをやっていたであろう「かぎしっぽ」だけがお店を営業していました。あとは焼き鶏店とスナックのお店だけでした。ちなみに、「じゃらん」に掲載されていた「まる・さんかく・しかく」と「マサカズ」の両店は営業しておらず、「まる・さんかく・しかく」にいたってはお店すら無かったです。。。

新世界乾杯通り

富士みち(本町通り)側にも新世界乾杯通りへの入り口がありました。広間と比べると怪しい度数は一気に跳ね上がるし、少し心霊スポットかのような。そしてお店もやってないという、色々とツッコミどころが満載でした。

新世界乾杯通りへ行ってみて分かったコト

ハイ、昼夜の新世界乾杯通りを体感して分かったことは、

観光目的でぜひ行ってみてほしい!ってことです。

通りに構えるお店自体には、昭和の佇まいが今も残るレトロな雰囲気がありました。ただ、営業しているお店が少なすぎたので、食事目的で行くというよりは昔の街並みや雰囲気を楽しむということで行ってみたほうが良いかもしれません。

時代の波に飲み込まれ少なくなってきている古き良き街並み。明治、大正、昭和と時代を超えてきた佇まいは、これからも富士吉田の顔として生き続けることでしょう。近くに寄ったら是非覗いてみてください。

※後々分かったことですが、月曜定休のお店がほとんどだったことが判明。。。また次回訪れたときに更新します。

新世界乾杯通り

〒403-0004 山梨県富士吉田市下吉田3丁目12−77

新世界乾杯通り