皆さんこんにちは。
近頃は春の訪れを感じる陽気に恵まれる日が続いています。長かった富士吉田市の冬も終わりを迎え、桜の季節がやってきます。
そこで今回は久々に富士山絶景スポットのご紹介です。
千円札と旧五千円札の裏側に載っている「富士山」と「湖」の景色を見に行こう!
皆さんが日頃当然のごとく使っていると思われる「千円札」。現在の千円札は2004年(平成16年)より発行されている野口英世さんの肖像が載っています。千円札は当たり前ですが、現在発行されている紙幣の中では最小額面です。よって、つり銭などのやり取りが最も多く傷みやすいため、五千円札や一万円札と比べて紙の厚さが1割ほど厚い紙を使用しています。
さて、そんななじみの深い千円札ですが裏面に映っている富士山の景色をご存知ですか?
お察しの通り、描かれている山は富士山です。そして山のふもとに広がるのは「本栖湖」。本栖湖の湖面に映る美しい「逆さ富士」は滅多に見ることが出来ません。実は、今は見かけることのない旧五千円札の裏側にも富士山と本栖湖が描かれていました。
今回はこの景色を見に行ってきました!
千円札の富士山と同じ景色を見るなら中ノ倉展望台へ
千円札に映っている景色は、本栖湖西岸にある中ノ倉峠展望台から見ることが出来ます。中ノ倉峠展望台は本栖湖の東に通る国道300号線(本栖みち)をひたすら西に進みます。すると、中ノ倉トンネルが見えてくるのでその手前を左に曲がり県道709号線へ進みます。少し走ると右手に公衆トイレがあるので展望台への登り口はすぐ右隣になります。
公衆トイレのある駐車場はトイレを利用する人に限られるので、少し離れた駐車場を利用しましょう。
駐車場からの景色がコチラ。
いや十分綺麗ですやん。
ココからの写真でも千円札の場所に行って来たと嘘ついてしまいそうになります。この日は一日中富士山頂に傘雲がかかっていました。
中ノ倉峠展望台までは680m。所要時間はおよそ30分です。
ここが登り口になります。有名な観光スポットなので綺麗に整備されているのかと思いきやそうでもないらしい…。手つかずの大自然が残ります。
少し登っただけでも結構な傾斜があります。歩くたびに高度が上がるのを感じます。みなさん、登るときは歩きやすく滑りにくいスニーカーや登山靴で行きましょうね。
登山時期は3月末だったので枯れ葉が多く、このような道がひたすら続きます。
コースの中腹まで来ました。展望台まであと10分です。
歩道には木が倒れてきている場所があります。足場が予想以上に悪いのと、傾斜があるため体力がかなり奪われます。適度な休息と水分補給を忘れずに。寒かったですが結構汗をかきました。
目的地まで看板が頻繁に現れるので安心して進むことが出来ます。ここから先はしばらく平坦な道が続きます。
「千円札の逆さ富士展望台」「パノラマ台」と書かれた看板が現れました。ここを左に進みます。目的地までもうすぐです。
かなり年季を感じる中ノ倉という看板が見えてきました。
さぁ、待ちに待った千円札の景色です!
千円札の富士山を一望できる大パノラマがコチラ!!!
時間帯は正午。少し雲が広がっていますが、富士山がはっきりと見えています。
向かって右側には竜ヶ岳、富士山の裾野に広がる青木ヶ原樹海、富士山の左側には大宝山。まさに千円札の富士山といえます。ただ、一つだけ違うのは「逆さ富士」が湖面に映っていないことですね(笑)。逆さ富士が見られるのは風が全く吹いていない状況なのでかなり幸運でないとみることが出来ません。
登山口はちょうどあのあたり。
こうみるとだいぶ上ったなぁという感じ。私が写真を撮っている場所は階段状の展望デッキに腰かけられるようになっており、先客がお弁当を食べていました。ここは両側を山に囲まれているので風が吹かず太陽の陽だけがあたり、かなり暖かいです。ランチをもってこればよかったなぁ少し後悔(笑)。
湖面に映る逆さ富士は見ることが叶いませんでしたが、千円札に載っている富士山を観る音が出来るというだけで満足感と達成感があります。
また、展望デッキには二組がいましたが道中は誰ともすれ違いませんでした。車が無いとアクセスしにくい場所なだけに意外と穴場スポットになっているのかもしれません。富士山の絶景スポットに興味がある人はぜひ行ってみてください。
中ノ倉峠展望台 アクセス
| アクセス | 中央自動車道河口湖ICから25㎞ |
| 駐車場 | 無料 |
| 問い合わせ | 0556-62-1116 |







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