富士急行線月江寺駅と下吉田駅の間にある入山うどんに行ってきました。
近くにはこんなスポットがあります。
今回は入山うどんの魅力について紹介したいと思います。
下吉田の住宅地にある入山うどん
入山うどんは県外の方からしたら探すのが少し大変かもしれません。
絶景で有名な忠霊塔と荒倉山浅間神社から目と鼻の先なのですが、なんせ住宅地なもので目印がありません。
川沿いを歩いていくと反対側に見える旗と看板をみつけることができるかどうかがカギですね。
それにしても、どう見ても家です。
おばあちゃんちに暖簾がかかってるようにしか見えません。
どうみても普通の玄関におもむろにベビーカーが置いてあります。
お客さんのかな?とも一瞬思いましたが帰る時もあったのでお店のもののようです。
まあ普通は「店にベビーカーをかざる」という概念がないから不思議に思うだけで、ダメな決まりはありませんからね。
わくわくして店内に入ります。
入山うどんは紛れもなく民家でした
玄関を入ると、明らかに人んちです。
靴を脱いで上がると、奥の厨房から「奥に座ってください」とオヤジさんが出てきました。
言われるがまま廊下を歩いていくと客室が現れました。
途中居間のようなとこもあり、生活感とうどんの臭いしか漂っていません。
4人掛けの席が6席ほどあり、席に着くと窓から良い景色が。
なんだか夏休みに田舎のおばあちゃんちに来たような感覚になります。
仏壇も一応隠されてはいるものの全然隠れていませんでした。
壁際にはお茶や水が置いてあり、こちらはセルフサービスになっています。
部屋の全景はこんな感じで、隣では地元のおばちゃんたちが雑談をしながらうどんをすすっていました。
ちなみに富士吉田ではこれはよく見る光景でして、カフェがあまりないからなのか、うどん屋に集合して、食べて、だべって帰るというおばちゃん達が結構います。
きんぴら肉うどんを頼んでみた
吉田のうどん店でよく見かける机に備え付けられている注文用紙にきんぴらうどんと「肉」と記入し、厨房まで渡しに行きます。
かけは380円で平均くらいの値段です。稲荷やおにぎりもあるみたいですね。
で、気になったのがほうとう鍋とテラ盛りつけうどん・・・
メガ盛りではなくギガ盛りでもなくテラ盛り・・・1800円となかなか高額ですがよほどデカいのでしょう。
横線で消されてしまっているのでたぶん終了してるのでしょうが吉田のうどんでこういったデカ盛りは見たことが無いのでなんか新鮮でした。
うどんはすぐにやってきました。
きんぴらうどん。トッピングは別で来ました。
この肉をそのままうどんに乗せてきんぴら肉うどんに。
麺はよくある吉田のうどんと同じく硬めで、汁は醤油と味噌の合わせですが、かなりあっさりタイプ。醤油が多いからなのか少し黒かったです。
何よりも感動したのが肉でした。
いろんなお店で馬肉はトッピングとして存在していますが、入山うどんの肉は格別においしかったです。
また、すりだねや天かすも充実。天かすがあるお店はなんとなく得した気分になるのでポイント高いですね。
おばあちゃんち的な空気感に包まれながら、のんびりと食べて、少し庭を眺めたりしながら休憩。
殺伐としておらず、ゆっくり出来て居心地も最高でした。
入山うどんの感想とまとめ
入山うどんは外から見ても看板がなければ完全に民家ですし、中に入っても完全に民家でした。
庭先に車を停め、どうみても玄関以外の何ものでもない玄関を入り、客間に座る。
不思議な気分です。
昔は吉田のうどんはみんなそうだったといいます。
テレビや仏壇があるのは当たり前、子供の賞状が飾ってあるのも見たことがあります。
しかし近年では「店っぽい店」が増えたように感じます。
きっと観光客が増えたことも関係してるのでしょう。
インターネットが発達したとはいえ民家すぎるとみつけにくいですしね。
減ってしまった現代だからこそ、逆に価値があるような気もします。
うどんもに肉もおいしいし、帰り際におばちゃんに話しかけたらとても感じのいい人でまた来たくなりました。
お客さんも地元の方がほとんどのようだったので、昔ながらの吉田のうどんの雰囲気を感じたい方には入山うどんはとてもおすすめです。
観光ついでにぜひ。
入り山うどん 店舗情報
| 営業時間 | 11時00分〜14時00分 |
| 定休日 | 月曜火曜 |
| 電話番号 | 0555-22-5550 |
| 住所 | 山梨県富士吉田市浅間1-7-30 |
| かけうどん | 380円 |
| きんぴらうどん | 430円 |
| 肉うどん | 430円 |







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